コマクサ 2001.1.31up 一覧写真に返る

ケシ科コマクサ属   群馬県の草津温泉から長野県の志賀高原の通じる道からふと白根山に、
駐車場で松本からきたと言う夫婦が広島ナンバ−を見て今が一番良い時だと教えて頂きました。
歩き始めてから一時間もならぬ場所に突然コマクサの大群落が現れた、それはびっくりした上
も下も見渡す限りコマクサ、山頂付近はロ−プで仕切られた散策道が一時間以上もありその両方
がコマクサの群落です。
花の性質で「びっしりコマクサ」とはなりませんが「見渡す限りコマクサ」です。
先ほどの夫婦の話で「昭和30年代盗掘につぐ盗掘でほとんど全滅していた、それを地元のボラ
ンテアが何十年の努力で復活させた」と・・・。人のせいで絶滅した花は多いがボランテアの力
で見事に復活した話は少ないようで、二度と盗まれないよう祈りましょう。
この花は高山の砂礫地帯にほかの植物のない場所に咲く、厳しい所に咲くからよほど強いのか・
他の植物にはすぐ負けてまるっきり弱いのか・・・、人に見つかると絶えてしまう人嫌いか・
高山植物の女王は孤高の花なのでしょう。花の名は馬の顔から・・写真をじっくり見て納得

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